2021年度医学部受験のための知識~共通テストリーディング対策
医学部受験にごうかくするためにに重要な共通テスト英語のリーディング試験について解説します。センター試験と共通テストのリーディング試験の違いや、共通テストのリーディングで気をつけたい点、そしてこれから医学部をめざして共通テストを受ける皆さんのために、共通テストで勝てるリーディングの鍛え方を紹介します。
点数をもっと伸ばしたい人やリーディングに不安がある人はぜひご覧下さい。
共通テストでのリーディングの変更点
センター試験は2020年度より「大学入試共通テスト」となりました。共通テストはこれまでのセンター試験とは異なり「思考力」「判断力」「表現力」を問う問題が増え、各科目の試験内容も大きく変更されました。
中でも特に大きな変更が行われたのが英語科目です。
【センター試験(変更前)】
筆記:リスニング……200点:50点 【共通テスト(変更後)】 リーディング:リスニング……100点:100点 |
筆記科目はリーディングという名称になり、文法問題が削除され長文読解のみに構成を変更。語句整序など単独で出されていた設問が廃止されました。また、リスニングは50点満点から100点満点と大きく比重が変わり、より重点を置いた対策が必要になりました。
※大学や学部によってリスニングとリーディングの配点は異なります。事前に志望校の情報をご確認ください。
共通テストのリーディングで気をつける点
共通テストのリーディングで気をつける点は全部で2つ。
1.問題文も含めすべての設問が英語で書かれている
2.正解は1つと限らない
共通テストのリーディングはすべての設問が英語で書かれるようになりました。英単語のボリュームも倍増しているため、速く読んで正しい内容を理解する必要があります。
また、センター試験とは異なり正解の解答が1つとは限らなくなりました。これまで消去法で正答を導き出していた人は、より正確な根拠を持って解答できるように語彙力などを高めていきましょう。
共通テストのリーディングを鍛える方法
リーディング(長文読解)を鍛える方法は主に2つあります。
1.新聞記事やウェブサイトなど様々なジャンルの長文読解に慣れる
2.英単語の語彙力と英文法の基礎など速読できる英語力を身に付ける
長文読解は新聞記事やネットのコラムなど様々なジャンルから長文が出題されます。試験時間80分で全6問の長文読解をするためには速く読んで解くことも必要になるため、日ごろから問題集や英字新聞を読み込んで、様々なジャンルの長文に慣れておくことが大切です。
また、長文読解では、センター試験ではあまり登場してこなかった英単語や難しい英文法が出題されることがあります。試験時間80分で全6問の長文読解をするためには速読が何よりも重要になるため、英単語の語彙力と英文法の基礎は確実に押さえておきましょう。
まとめ
1.共通テストでのリーディングの変更点
共通テストでは語句整序など単独で出されていた設問が廃止され、長文読解のみの出題に変更されました。長文読解に苦手意識がある人は特にしっかり対策しておく必要があります。
2.リーディングで気をつける点
共通テストのリーディングでは、設問の英語表記や正解の数に注意しましょう。これまで消去法で何となくの正解を選んでいた人は特に、正しい根拠を持って解答できるよう語彙力や英文法の基礎を固めておきましょう。
3.リーディングを鍛える方法
リーディング(長文読解)を鍛えるには、長文読解がメインの問題集や英字新聞を繰り返し解いたり読むことがおすすめ。共通テストのリーディングは試験時間80分で全6問の長文を読んで解答しなければならないため、速読力も大切になります。
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